蛭子能収 漫画よりテレビのギャラ
「ボートレースダービー・SG」(23日、浜名湖)
本紙ボート欄の「マクリ屋よっちゃん大予想」でおなじみの、漫画家でタレントの蛭子能収(68)が23日、SG開催中のボートレース浜名湖(静岡県湖西市)に登場。1R開始前の9時45分から予想&トークショーを行った。
早朝から満席となったホールを見渡した蛭子は「お年寄りの方が多いですねぇ。ジイさんばっかり。浜名湖はずっと昔に1回もうけて、浜松に泊まって誰かにおごったことがある」とアバウトな記憶をたどり、のっけからおとぼけトークをさく裂させた。
「誰かを誘うとかは苦手。1人が気楽」と毎日ふらりとボート場へ通う蛭子。「この前、27万円の舟券を取ったんですよ。ボート45年で最高配当。300円持ってた(3枚分購入)から80万円!!5年前に必勝パターンを編み出した」と自慢話を披露。「1コースを差すのは2コース、4(コース)カドを差すのは5コース。だから3連単の(1)(2)(5)、(2)(3)(5)、(2)(4)(5)、(2)(5)(6)の4つをボックスで買う。この前も(6)(5)(2)で27万円(の配当)が来たんだよね」と10月6日の戸田優勝戦での大勝利を振り返った。
「デイリースポーツにはよく仕事をもらって、今節も予想してる。でも、漫画を描くの面倒なんだよね。テレビの方がギャラがいい」と言いたい放題。おととい68歳になったばかりの蛭子は「ボートで1億円は負けてるから、80歳まで生きるとして、あと12年で取り返すつもり」と無謀な計画を立てていた。
「浜名湖には20万円持ってきた。ギャラの分も全部使う」とやる気満々。1Rの公開予想では(2)(5)(6)、(2)(4)(5)、(4)(5)(6)のボックス(合計18点)をまず予想。さらに(1)(2)(5)(6)と(2)(3)(5)のボックスを加える得意の多点張りで勝負。結果は(5)(4)(6)で3連単4330円を的中させた。21日の誕生日に俳優の坂上忍からプレゼントされた物は「何だったっけ?」と最後まで思い出せなかったが、ボートに関しては鋭さを発揮していた。