俳優の永井大（３７）が２３日、カンテレのバラエティー番組「快傑　えみちゃんねる」に出演し、とある大物俳優のドケチぶりを告白した。聞いていたＭＣの上沼恵美子はピンときたようで名前を漏らしたが、放送では伏せられた。

　永井は数年前のこととして、「ドラマの撮影を京都でしていたんです」と話し始めた。その時、「ある大先輩の役者」が、「みんなでご飯食べに行こうか」と声を掛け、永井と共演女優と大物俳優と３人で出かけたという。

　店では“大先輩”は「好きなものを食べなさい」と大物らしくすすめたという。永井が「オススメがあればお任せします」と遠慮すると、小鉢料理が２つ出てきた。永井は“大先輩”から焼酎をすすめられて２杯飲み、女優とマネジャーはウーロン茶を飲んだ。

　帰る段になって“大先輩”が「お会計を」と店員に声をかけた。永井は「すごく大先輩だったので。はじめからおごってもらうのもなんですが、『ごちそうさまでした』とお礼を言う心の準備をしていた」という。

　するとその大先輩は「えーっと、１人、５０００円もらっていいかな」と請求してきたという。女優のマネジャーが「いま手持ちがない」と言うと「いいよ、貸しておいてあげる」と、おごろうとはしなかった。

　上沼が「だれそれ？」と言うと、永井は「すごい有名な方です」。ここで上沼が名前を言ったが伏せられた。驚く周囲に上沼は「いいのよ、あたしが言ったんだから」とベテランらしく強気に述べた。続けて上沼は「やっぱり気性やと思います。太っ腹じゃないんです」と、その俳優を評した。