内山信二 10歳で月収3000万円
タレントの内山信二(34)が2日、テレビ朝日系のバラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演し、子役時代に売れっ子になったことから10歳当時には最大で月収が3000万円あったことを告白した。金銭感覚が崩壊して周囲との関係も崩壊し、16当時には仕事は「ゼロだった」という。また、芸能界に入ったきっかけは明石家さんまの「目に止まったから」とも述べた。
内山は10歳のころには10社のCMに出演し、栄華を極めていた。「神が舞い降りてました」と振り返った。1年で約250回、高級焼肉店に通ったという。
しかし、内山は「16歳でド貧乏になった。ご飯に焼き肉のタレをかけて食べていた」と明かした。芸能界の仕事はなくなり、友達もいなかったとあり、内山は「人生のピークが早過ぎちゃった先生です」と自身を表現した。
人生の早くに経済的成功を収めてしまい、「金銭感覚がおかしくなった」という内山。芸能界に入ったのは6歳の時、さんまがMCを務めていた番組「あっぱれさんま大先生」のオーディションを受けて合格したことがきっかけだった。事務所からは現金で給料をもらうようになり、金銭感覚がずれていったという。
中学2年で彼女ができ、寿司を食べに行ってシャネルのバッグをプレゼントしていたという。内山は「局Pから学んだ」と話し、テレビ局のプロデューサーがやっていたことをマネたことを明かした。
しかし、同学年の彼女は驚くばかりでどん引きし、ついにはふられたという。「もっと普通のことがしたい」と言われたが内山は「普通って何だ?普通のデートができない」と金銭感覚が崩壊したがゆえの心情を述べた。
その後、内山は高校を中退。芸能の仕事もなくなった。引っ越しのアルバイトをこなし、「朝から夜まで必死で働いて」得たバイト代が1万円だったことから「お金の重みを知り、金銭感覚の崩壊が止まった」という。
内山は「若い内に成功して大金を稼ぎたいと思っている人、それをサポートする親の皆さんに一つ伝えたいことがある。いくらもらったかより、なにでもらったかを知る。これが大事です。一番大事なのは、なにでもらったかです」と訴えた。