川栄李奈 来年の朝ドラに出演決定

 女優・高畑充希(23)がヒロイン役で2016年4月にスタートするNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜、前8・00)の新たな出演者が決定し6日、都内で14人が会見した。ヒロイン小橋常子の父・竹蔵は西島秀俊(44)、母・君子は木村多江(44)、常子の三姉妹の次女は相楽樹(20)、三女は杉咲花(18)が演じる。また、8月にAKB48を卒業したばかりの女優・川栄李奈(20)が朝ドラ初出演するほか、同じく朝ドラ初出演となる大地真央(59)と、1998年の「やんちゃくれ」以来の朝ドラ出演の秋野暢子(58)が祖母役に初挑戦する。

 白いブラウスに紺のスカートと、AKB時代の派手な衣装とは真逆の清らかな雰囲気で登場した川栄は大勢の大物俳優たちに囲まれてか、終始緊張しきりの表情。だが、トークでは、存分に存在感をみせた。

 演じるのはヒロイン・小橋常子ら「小橋家」が住み込む仕出屋「森田屋」の跡取り娘・森田富江役。父親役のピエール瀧(48)が出演していたCMにかけて「私はファブリーズの子供になるんだ」と笑わせた。さらに「ごはんを作ったり食べたりするシーンが多い」と、包丁さばきの役作りに励んでいることも明かしたが「包丁でにんじんの皮むきをしたら、身が残っていなかった。頑張って覚えたい」とのエピソードも告白。「皆さんから何かを学びつつ頑張りたい」と熱演を誓った。

 また、舞台を中心に活躍している大地は常子の祖母役に「宝塚時代に余興でおじいさんの役はやったけど…。おばあちゃんは初めて。来年は60歳。これも何かの縁。やることは徹底してやりたい」と話し、先日も「カツラ合わせして、おばあちゃんをどういう風にやろうか考えている」と、役作りに本腰を入れているという。ほかにも秋野も「森田家」の大女将役で、初の祖母役。「私も初のおばあちゃん役。でもピエール瀧が息子。おかしくない?」と笑わせていた。

 また、自身の家族を含め共演者が決まり高畑は「自分が出ていなくても、見てみたいカンパニーになっているそろそろ撮影に入るし気合を入れていく。(撮影が終わる)来年の8月まで、キラキラできるように頑張りたい」と誓っていた。ほかに向井理(33)、大野拓朗(26)らが出演。

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