橋下氏後継者、たかじんさん顧問弁護士
大阪市の橋下徹市長(46)の任期満了に伴う大阪市長選(8日告示、22日投開票)に、大阪維新の会から橋下氏の後継者として出馬を予定している吉村洋文氏(40)が、昨年1月に他界したタレント・やしきたかじんさんの顧問弁護士だったことが6日、明らかになった。
大阪市内で行われた大阪維新の街頭演説で、応援演説を行った東徹参院議員(49)が経歴を紹介した。
弁護士の吉村氏は11年4月に大阪維新から大阪市議選に出馬し当選。東氏は「吉村さんはやしきたかじんさんの顧問弁護士をしておられた。その関係で、君も大阪のためにがんばれ、ということで大阪市議会議員に立候補したんです」と語り、橋下氏と同様に、吉村氏がたかじんさんに背中を押されて政治家に転身した経緯を明かした。
吉村氏は昨年に市議を辞職し、同年12月の衆院選に出馬して当選。衆院議員を9カ月務めた後に、再び辞職し、今回、橋下氏の後継者として市長選に出馬する。
橋下氏は、前日5日にも吉村氏と街頭演説を行い「吉村さんは悔しいけど、僕と違って顔がいい、人柄も性格もいいし、粘り強い交渉ができる」と語っている。