蛭子能収 前妻死別で号泣 直後に…
漫画家の蛭子能収(68)が7日に放送されたTBS系のトーク番組「サワコの朝」(土曜、前7・30)に出演し、「友だちはいらない」という独特の人生観を語ると同時に、独身の阿川佐和子に「結婚の相手はやっぱり必要。家族が必要、絶対あった方がいい」と力説した。また前妻と死別後すぐに、ファンの女性に手当たり次第電話をかけていたことも明かした。
「友だちは必要ない」という持論を持つ蛭子。昨年発売した自著「ひとりぼっちを笑うな」もベストセラーとなった。司会の阿川から「一人でもいいなら、独身主義を貫けばいいのに」にも突っ込まれた。だが「それはねえ…やっぱり嫁さんはいた方がいい。自分の女房が亡くなったときは悲しかった」と14年前に先妻と死別を振り返った。
だが号泣した涙も乾かぬ間に「寂しがりやなんで、前の奥さんが死んだときも、すぐにいろんな人に声かけたんですよ。ファンレターくれる人に片っ端から連絡して…大阪まで会いに行ったこともある」と仰天エピソードを披露した。その後、9年間に現在の妻と再婚。「いまの家庭は居心地いい…居心地いいとしか言えない」と阿川の笑いを誘った。
さらにテレビ東京系「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で共演する太川陽介が以前「サワコ-」に出演した際に、「わがままで困っている」という愚痴ったエピソードを披露。「ローカル-」で、閉店後の居酒屋に頼み込んで料理を出してもらった蛭子。だが出てきたエビ料理を「小さい」と言ったことで、店主を激怒させたことがあった。だが「僕は見た目をそのまま口にしちゃう。そのくらいのことで怒るかな」と首をかしげた。さらに「太川さんがちょっと怒りっぽいんですよ」と笑顔で一刀両断した。