漫才コンビの博多華丸・大吉が７日、カンテレのバラエティー番組「さんまのまんま」に出演し、ＭＣの明石家さんまから“コンビ間格差”についてツッコまれた。

　番組冒頭、さんまは大吉（４４）に「びっくりした。上半期のテレビ出演、第４位やねんて？」と尋ねると、大吉は「そうです」と認めた。さんまが続けて「全国ネットのやつだけやろ？」とコンビが福岡出身であることから、地元の番組にも多数出演していることを言外に含めた。

　大吉は「やらしい言い方ですけど、福岡を含めるとたぶん１位です。９カ月だけで３百何十本出ました」と淡々と述べるとスタジオ観覧者から驚きの声が上がった。

　ここでさんまが華丸（４５）に「お前は？なんでこんな違いが」とツッコミ。華丸は苦笑いしながら「当然の流れだと思います」と答えた。華丸が「舞台やってまして」と話すと、大吉が後を引き取り、「博多座で座長公演を１カ月やってまして。けいこも含めたら２カ月テレビに出られない時期があったんです」と相方の事情を相方になり変わって説明した。

　さんまは「それでそんな差が付くの？」と納得いかない様子。華丸は「言い訳としてはそういうことで」と、ここでも苦笑いを浮かべた。さんまは「不思議やな。旬でもないやろ」と大吉が売れっ子になっている現状に首をかしげた。

　大吉は「吉本が推すっていうことかなと思ったんです。でも社員さんに聞いたらそんな気はないと。リアルに言われることは僕、ギャラがすごい安いらしいんです」と“薄利多売”状態との認識を示した。ここで華丸が「それなら僕も安いはず」と訴え、ギャラの問題だけではないことを訴えた。