木の実ナナ 大腿骨骨折の重傷で車いす
女優の木の実ナナ(69)が、10月に左大腿(だいたい)骨骨折の重傷を負っていたことが9日、わかった。
所属事務所によると、木の実は10月24日に沖縄で上演された舞台「南阿佐ヶ谷の母」終了後、ホテルでつまずいて転倒。左大腿骨を骨折した。東京に戻ってから手術を受け、現在は車いす生活を余儀なくされているという。
同舞台は現在、東京・紀伊国屋ホールで上演中。3日から上演されており、木の実は車いすで出演。この日も劇場には張り紙で、木の実が負傷のため車いすでの出演となることが説明された。
車いすなしで生活できるようなるには、リハビリも含め約1カ月かかるという。事務所は「どうしても、骨折したところをかばいながらの動きなので、その心配だけですが、それ以外は元気です。舞台も車いすで出演できるように変更していただいたので、スタッフさんや共演者の方々のおかげで継続できています」と説明した。