川島なお美さん 降板舞台初日に花届く
胆管がんのため9月24日に亡くなった川島なお美さんの“55歳の誕生日”に当たる10日、四十九日法要が営まれた。また、無念の降板となり、渡辺めぐみが代役を務め8日に開幕したミュージカル「クリスマス・キャロル」の初日公演に、「川島なお美」さんからお祝いの花とメッセージが届いていたことが明らかになった。客席からはすすり泣く声が漏れたという。マネージャーがブログで明かした。
誕生日に重ねる歳を「カラット」と表現していた川島さん。55カラットの誕生日にはブログにも祝福メッセージが多数届き、マネージャーは感謝とともに「なお美さん、おめでとうございます!」と天国のなお美さんに呼び掛けるようにつづった。
また、8日に愛媛で初日を迎えた「クリスマス・キャロル」について、主催者から午後2時半ごろ、差出人が「川島なお美」と記された花とメッセージが届いたとの報告があったことを紹介。カーテンコールで観客に披露したところ、すすり泣く声が聞こえたといい、「事前になお美さんが準備されてたのでしょうか。。。」と連絡を受けたことを明かした。
「川島なお美」さんが差出人の祝福メッセージの内容は「親愛なるキャロルカンパニーの皆様へ。。初日、おめでとう。怪我無く、大千秋楽までファイトファイト!! 宇宙より・・川島なお美」というものだった。
なお美さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦氏は10日午前、フェイスブックで「ファンの皆様、そしてなお美を愛して下さった皆様、一分間の黙祷とは言いません。三秒で結構です。なお美を思い天国に送り出して頂けましたら幸いであります」と、“3秒の黙祷”でなお美さんの冥福を祈ることをお願いしていた。