生稲晃子、再建乳房は「すごく自然」
乳がんを患って2年前に右乳房の摘出手術を受けていたことを明かした女優・生稲晃子(47)が11日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して、10月末に再建手術を受けた後の乳房について語った。
生稲は発症当時5歳だった長女を支えとして、がんと闘ってきたことを明かした。娘は母の手術の傷跡を直視した。だから生稲も、「この子には全部言おう」と決めたという。
2度の再発を経て一昨年、右乳房全摘出手術を決断した際、娘は一緒に風呂に入ると「私の右胸を触ったり、チュッてやったりしてましたね」と、そんな娘の不安を感じ取った。
手術は13年12月27日に行われた。手術室に入る直前まで、生稲は右乳房に触って「ごめんね」と心の中で語り掛け続けたという。
そして乳房はなくなった。普通の生活には戻ったが、着ているものが少したつとずれることから、生稲は体のバランスが悪くなったことを感じ取った。
今年10月27日、生稲は乳房の再建手術を受けた。放射線を当て続けたため皮膚が伸びず、エキスパンダーを入れて食塩水を少しずつ胸を拡張していくという手法が採られた。その結果再建された新しい乳房は、「鏡で見ても膨らみはすごく自然です。柔らかいし、温かいと感じられる。あ、変わりはないって」と、生稲にとって満足のいくものだった。