乳がんで闘病していることを公表した女優の生稲晃子（４７）がファンからの激励に感謝した。生稲は１１日深夜にブログを更新。寄せられたコメントをホテルで読んだといい、涙が止まらなかったことを明かした。

　生稲は同じ病と闘っている女性たちや、昔からのファンから励まされたことを明かし、「本当にありがとうございます」と感謝。「これから少しずつではありますが、５年弱を振り返って、手術や治療について、またその時の気持ちなどお伝えしていきたいと思っています」と元気な姿を伝え続けたいとした。

　殺到する激励に「私には皆さんがいてくれる」と１人ではないという心強さを抱いた生稲。その一方で、つらい局面に立ち向かう人々に「皆さんには私がいます！…と言っても何も気の利いたことができない、気の利いた言葉も言えない不器用な私ですが。でも、私の存在が少しでも皆さんに勇気や元気を与えられたら！と思っています」と自分もファンを支えたい思いをメッセージした。

　ブログでは生稲が今使用している薬について体験者に質問も。コメント欄では乳がんを患った人が自分の体験や使用している薬、副作用を明かすなど、知識の共有やアドバイスも行われていた。