AKIRA主演「HEAT」映画化白紙
今年7月期に関西テレビ・フジテレビ系で映画化前提で放送された、EXILE・AKIRA(34)主演のドラマ「HEAT」が、視聴率低迷の影響で、映画化プランが白紙に戻されたことが13日、分かった。ドラマを制作した関西テレビの福井澄郎社長が、同日に開いた定例会見で明らかにした。
福井社長は「HEATの映画化は、もう一度、やり直しです。考え直しています」と述べた。
ドラマ放送開始前から映画化が決定していたことも話題を集め、7月7日の初回は2時間スペシャルで放送されるなど、大きなスケールでスタートした「HEAT」(火曜22時枠)。しかし、第6話で2・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と記録的な低視聴率を記録し、9話で終了。全話平均視聴率は4・1%と大苦戦した。
福井社長は「映画化の方針はあったが、視聴率が予想以上に伸びず、悪かったので、映画化の話をどうしようかという話が始まった」と説明。現在、映画化に向けた動きは一旦、ストップしているといい、今後、映画化を断念する可能性については「いま検討中です。トータルで一回、見直すということでご理解ください」と話した。
最終的な判断時期については「企画の段階でも各所への調整がたくさんあり、いつまでとは明言できない」と、全てが白紙に戻った状況を説明した。