塚地武雅 亡くなった父の思い出を語る

 お笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅(43)がNHK総合で13日に放送された「ファミリーヒストリー」に出演。今年2月にがんで亡くなった父・武志さん(享年73)との思い出を語った。

 大阪出身の塚地は24歳の時に、芸人を志し上京。武志さんは「2度と帰ってこんでいい」と勘当宣言。塚地は「一生(実家には)帰れないと思った」と振り返る。その後、疎遠な時期もあったという。

 昨年5月、武志さんが胃がんで倒れ、余命半年と宣告された。塚地は「朝ドラ決まった」とNHK連続テレビ小説「まれ」への出演が決まったことを報告。父は「朝ドラ、楽しみやな」と放送を楽しみにしていたという。しかし、3月30日の放送開始を前に、2月3日、息を引き取った。

 母・良子さんによると、最期を看取った塚地に「武雅、ありがとうね。がんばって」と最後の言葉をかけ、握手をしたという。

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