パリの雨宮塔子アナ 不安な心境吐露

 13日夜(日本時間14日朝)に同時多発テロが起こったフランス・パリに在住している、フリーアナウンサーの雨宮塔子(44)が14日、TBS系の情報番組「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜、後10・00)に電話で出演。現在のパリの状況を伝えるとともに、不安な心境を吐露した。

 厳戒態勢が敷かれたパリの様子を、雨宮アナは「公共の施設、ミュージアムとかスポーツ観戦とかは閉鎖されてるんですけど、近所のパン屋さんやスーパーは開いていたりするので、そういうところに行っている人はいる」と説明。テロから一夜明け、「巻き込まれた可能性がある方の家族が写真のコピーを持って現場周辺を探したり、病院に行ってみたりという、細かい情報が流れ始めている状況。メディアは比較的『テロに屈しない、前に進もうと』いう姿勢」と紹介した。

 パリでは今年1月にも新聞社が武装犯に襲撃されるという事件が発生。それだけに「警察レベルではずっと心構えはあったと思う。今もエリート部隊が武装して街を固めている状態ですので」と分析した。また、1男1女の母だけに「元から子どもたちだけでは歩かせられない街ですけど、それが余計、緊張感が加わったというか…。学校も月曜日から始められるか分からない状況なんです」と、落ち着かない状況に不安を隠せなかった。

 雨宮アナは99年にTBSを退社し、パリへ留学。02年にシェフの青木定治と結婚し、そのままパリで生活を続けた。今年3月に離婚したが、現在もパリに在住している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス