ダウンタウンの松本人志（５２）が１５日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜、前１０・００）で、国際陸上連盟がドーピング問題でロシアに暫定的な資格停止処分を下したことに関するコーナーで、「いっそのことドーピンピックをやって、どこまで超人になれるかやってみたら？」と珍提案を掲げた。

　番組ではゲストコメンテーターの元ＮＨＫキャスター・堀潤氏（３８）がドーピングの現状について「薬物には限度があり、今は義手や脳波などを作用させての超人オリンピックが国威発揚につながる」などと、世界アンチ・ドーピング機関（ＷＡＤＡ）の調査網だけでは見抜け切れない、国家的な先端技術の時代に入っていることを解説。これを聞いた松本が規制枠のない「ドーピンピック」の開催案を発した。

　また、準レギュラーコメンテーターの元サッカー日本代表ＭＦ前園真聖（４２）は現役時代に受けたドーピング検査について、「風邪薬やうがい薬を飲む時にもドクターの指示を受けていた」と対応策を回想。引退後にアルコールで問題を起こした前園に対して、松本から「ドーピングも？グランドスラムやな」と振られると、顔を真っ赤にして潔白を強調していた。