俳優・阿藤快さん（享年６９）が急死したことを受け、“食レポ”の後輩、彦摩呂が１６日夕、ブログを更新。１５日に夕に訃報を受け、阿藤さんの代役で１６日の岡山の講演を頼まれたことを明かし「泣けて泣けて…たまらない気持ちに襲われました」とつづった。

　マネージャーから１５日夕に訃報を知らされ、「快さんが…？嘘でしょ？」と「頭が混乱して信じられない。ショックで言葉も出ない」と事実を受け入れられず、混乱したという彦摩呂だが、明日（１６日）の岡山での講演に阿藤さんの代わりに行って欲しいと頼まれ、「行きます」と即答したという。

　１６日にはレギュラーのナレーション録りの仕事が入っていたが、スタッフが日程を調整。阿藤さんの事務所からは「阿藤の代わりに彦摩呂さんが行ってくれるなら、本人も安心します」と伝言を受けたといい、「泣けて泣けて…たまらない気持ちに襲われました…」と涙が止まらなかったことを明かした。

　彦摩呂は講演を終えて帰京する途中にブログを更新。「２０年以上お世話になりっぱなし」だったという阿藤さんとの思い出を振り返り、「６０歳の還暦の誕生日（１１月１４日）には、秋田ロケで、皆さんと楽しく飲みましたね～！その時に僕は、心に決めたんです。６０歳になっても７０歳になっても、快さんのように、ジーンズ履いてロケに行くと！覚えてますか？」と天国の阿藤さんに呼びかけるようにつづった。

　還暦の誕生日ロケでは、俳優、旅リポート、食リポート、全部こなす阿藤さんに、「肩書きは、何ですか？」と聞いたところ、「あ…オレ？旅人だよ～！」と笑いながら返されたという。「帰って来て下さいよ！戻らない旅に出やんといて…！悔しい…悲しい…また大声で笑って、ツバをいっぱい飛ばして喋って下さいよ…！『なんだかな…』が聞きたい…寂しいです…」「どうか安らかに…今まで、本当に、ありがとうございました…（泣）」と語りかけた。