乳がんで右乳房摘出手術を受けて療養中のタレント・北斗晶が、友人のタレント・岡本夏生の代役として１日だけの番組復帰を申し出ていたことが１７日、分かった。岡本がブログで明かした。

　岡本はパリ滞在中の１３日夜（現地時間）に同時多発テロが発生し、出入国が規制されたことから、一時は火曜レギュラーを務めている東京ＭＸ「５時に夢中！」への出演が危ぶまれた。

　しかし、岡本は１５日午後９時すぎにシャルル・ド・ゴール空港を飛び立ち、厳戒下のパリを脱出、１６日夕には無事日本に帰国した。

　そして１７日未明、岡本はブログで「明日（１７日夕方）のゴジム（５時に夢中！）　もしも、俺が帰って来れなかったら　アキラホクトが、ピンチヒッターで、きれくれると、約束した」ことを明かした。

　北斗は９月２２日放送で乳がんを公表するまで、岡本と共に「５時に夢中！」の火曜レギュラーとして名コンビぶりを発揮。１０月１３日には夫の佐々木健介がその北斗が休んでいる火曜日にゲスト出演している。

　岡本はパリから北斗に何度もＬＩＮＥし、現地の様子を伝えていた。その中で、北斗から代理出演の申し出があったようで「アキラホクトにパリから写真送って　パリの風をちょっと届けてみようと、思ったら　逆に、何から何まで、世話かけちゃったよ」と、実現こそしなかったが、がんで療養中の友人の体を張ったサポートに感謝した。

　北斗はがん公表以来、いっさいの仕事を休んで治療に専念している。