黒田、ジャニーズのトーク進出に危機感
メッセンジャー・黒田有(45)とウーマンラッシュアワー・村本大輔(34)が17日、テレビ大阪の新番組「わざわざ言うテレビ」(火曜、後11・58)で「ジャニーズにトークやられたら勝たれへん」と危機感を募らせた。
黒田は「俺らがデビューしたときはジャニーズは歌、芝居、踊り。一切お笑いやってなかった。境界線があった」と振り返った。しばらくしてSMAPがトークにも進出。「それでそこそこできるぞ、と。いまじゃ嵐とか関ジャニとか…横山裕君もしゃべれるし、村上信五君も(番組)回させたらうまいがな」とジャニーズのトークのうまさに舌を巻いた。日本テレビの「月曜から夜ふかし」についても「マツコと村上君の番組視聴率ええやんか。村上君の人気もあるからやで」と分析した。
それだけに「ジャニーズがお笑い入ってこられたら問題やで。勝たれへんよ、ジャニーズにトーク番組やられると」と苦笑い。「だから俺らはお尻の穴の話とかなってくるわけ。ジャニーズにはできへんからな」とトークでのすみ分けについて語った。
そんな黒田に村本は「でもちゃんと見たらそんなに面白くないですね」とボソリ。「ジャニーズは(お笑いへの)ハードル下がってるから面白い。芸人はハードルが上がっているところを笑わせるから」と笑いのプロとしてのプライドをのぞかせた。だが言葉をすべらせ過ぎたのか、慌てて「…って、キングコングの西野が言ってました」とその場にいない他の芸人に責任を押しつけ、村本“らしさ”をみせていた。