亀梨苦悩の謝罪「情けなく、悔しい」

 4人組グループKAT-TUNの田口淳之介(29)が24日、来春にグループを脱退し、所属のジャニーズ事務所との契約も終了することを明らかにした。日本テレビ系で同日夜放送された「ベストアーティスト 2015」で生発表。その後、マスコミ各社にファクスでも報告した。10年に赤西仁(31)が、13年に田中聖(30)が脱退。01年の結成時は6人だったメンバーが3人となった。

 グループを牽引してきた亀梨和也(29)は番組内で「グループとして何度もこのような形になってしまい…本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と相次ぐ脱退に悲痛な表情で頭を下げた。

 報道各社にあてたファクスでも「デビューから10年。様々な思いをさせてしまっているのにもかかわらず支え、一緒に歩んでくださっているファンの皆様。本当にごめんなさい。今の自分としては、どの言葉で気持ちをお伝えすれば良いか、正直分かりません」と“また脱退”という事態に直面したことへの困惑とファンへの謝罪の気持ちを吐露。「グループの一員としては、なぜ今なのか。情けなく、悔しい気持ちです」とやりきれない思いをぶつけた。

 13年9月末に解雇された田中は、事務所で禁じられている副業や、事務所を通さずにイベント出演やCD販売などを行うなどの素行不良が原因だった。直後に自身の主演ドラマの番宣のため、テレビに“はしご出演”した亀梨は各番組でナマ謝罪。「僕たちの目から見てもやり過ぎ」「僕らも再三、注意はしてきました」と苦悩してきた心境を吐露し、「これ以上、こういうことが起きないようにしないといけない」と“脱退打ち止め”を約束していた。

 それから2年。今度はテレビの生番組の中で、メンバーの脱退を発表し、代表して謝罪することとなった。

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