ISSA、ざこばとの意外な親交明かす
DA PUMPのISSA(36)が26日、大阪市内で行われた、大阪松竹座2月公演「桂米朝追善芝居『地獄八景亡者戯』」(来年2月6~22日)の製作発表会見に出席。共演の落語家・桂ざこば(68)との意外な親密ぶりを明かした。
ISSAによると、旧知の吉本新喜劇・池乃めだかを通じて数年前からざこばとの親交がスタート。酒席やカラオケを共にするようになり、大阪の街を3人で歩いていると「なんでこの2人と一緒にいるんだ?というような、すごい変な目で見られる」という。
知り合った当初のざこばは「DA PUMP」を「ダンプ」と間違えるほどISSAについて無知だったが、動画サイトでISSAのダンスを見て衝撃を受けたという。現在では、ざこばの孫から「ISSA師匠」と呼ばれるほどなつかれており、ざこばも親しみを込めて「ISSA兄ちゃん」と呼んでいる。
ISSAは今回の役者としての起用に「なぜなんだ?という自分の疑問と皆さんの疑問があると思います」と戸惑いを隠せない。「自分は洋楽、ダンスという海外のものをリスペクトしてやってきたので、日本の舞台はどうなるか分かりません」と弱気発言を繰り返した。
ざこばから「めっちゃくちゃかっこいい。むかつくぐらいかっこいい。ダンスがすばらしい」と絶賛されたISSAは「ざこば師匠の力で僕は今、ここにいると思っています。持てる力を十分発揮して頑張りたい」と熱演を誓った。
「地獄八景-」は“あの世”を舞台に繰り広げられる珍道中の物語で、今年3月に亡くなった人間国宝で落語家の桂米朝さん(享年89)が得意にしていた演目の一つ。ほかに女優・三林京子(64)、三倉茉奈(29)らが出演する。