ゆうたろう 石原プロから“公認”
故石原裕次郎さんのモノマネで知られるタレントのゆうたろう(45)が1日、石原プロから“公認”された。この日、都内で、4K専門チャンネル「ケーブル4K」の開局記念トークショーを俳優の徳重聡(37)と行い、石原プロの公式イベントに初めて登場した。
裕次郎さんのモノマネ一筋23年。裕次郎さんが「西部警察」で実際に使用し、特別なときにしか着用しない“勝負サングラス”をかけ「石原プロさんに怒られるんじゃないか。ありえない光景ですよね」と晴れの舞台を楽しんだ。
2000年に開催され、徳重がグランプリとなった「21世紀の石原裕次郎を捜せ」オーディションに応募したこともある。23回忌、27回忌、33回忌と節目の法要には必ず足を運んできた。「“公認”なんていらないです。仕事っぽくなっちゃうから」と真剣な表情を浮かべた。
「裕次郎さんを愛する、みなさんが(自分を)ほほ笑ましく見てくれるには時間が必要だったと思う。地方に行くと、僕が(裕次郎さんと)違うと分かっているのに、『ゆうちゃん』って声をかけてくれる人がたくさんいるんです。僕が裕次郎さん以外のモノマネをしないのはリスペクトでもあります。時代の流れの中で(徳重ら石原プロの)若手の方と僕が何ができるのか。力を貸せるのであれば、なんでもやりたい」と語った。
「有意義なイベントになったと思います」と振り返ったトークショーでは、日本ケーブル連盟がこの日開局した「ケーブル4K」の目玉番組「西部警察 全国キャラバン!!ロケ聖地巡礼」について徳重とトークした。
その最後。「そろそろ自分を石原プロに入れるってどお?」と徳重に“打診”した。徳重は「ある段階まで(事務所の)先輩だと思ってました」と天然発言で笑わせたが、ゆうたろうは「昔の峰(竜太)さんの枠で入れてもらえたら」とジョークまじりに提案した。なお、石原プロによると、ゆうたろうの軍団入りの予定はないという。