西城秀樹、今年の良い思い出は「女房」
歌手の西城秀樹(60)が3日、都内で「キミに贈る物語~観て聴いて・心に感じるお話集」(3日~6日、Bunkamuraシアターコクーン)公開リハーサルに登場し、今年の思い出を聞かれ「女房に良くしてもらったこと」と語り、同席した女優の市原悦子(79)、浅野温子(54)から拍手を浴びた。
西城は今回の舞台では数々のヒット曲に乗せて、高村光太郎の有名な詩「道程」を朗読する。「最初に読んだ時、僕の今、という感じがした。感じるものがあった」と感銘を受けたことを告白。2度の脳梗塞を乗り越え、今回の舞台に立つ自分の姿と詩を重ねている様子だった。
体調に関しては「あまりよくない。寒いから」と語り、万全ではないようだが、「リハビリで公園を歩いている」と体調の回復に努めていることを明かした。
また、1年を振り返ってという報道陣からの質問には「早い」としみじみ語ったあと、「良いことも悪いこともあったけど、思い出に残ることと言われれば、女房に良くしてもらったこと」と話し、横にいた市原、浅野が「ワオ!」と叫び、拍手する場面もあった。