山下真司、五郎丸は「僕の教え子」
俳優の山下真司(63)が7日、都内で行われた「渋谷区 受験生応援宣言」プロジェクトのキックオフイベントに、漫画家の江川達也氏(54)、女優の桜井美南(18)とともに出席。W杯効果によるラグビー人気の再燃を喜び、時の人となったFB五郎丸歩(29)を「僕の教え子」と称した。
山下は84年、荒廃した高校のラグビー部を舞台としたドラマ「スクール・ウォーズ」で、元日本代表の熱血教師役を演じ、日本にラグビーブームを巻き起こした。それだけに「最近はワールドカップで活躍されて…。もう五郎丸は僕の教え子ですから!気持ちはそんな感じです」と笑顔で話した。
江川氏から「ラグビーといえばスクール・ウォーズですよね。どれだけ涙流したか」と水を向けられ「いまだに後遺症で、ラグビーを見ると涙が流れます」という山下。「ワールドカップ見てて、(ドラマで自ら率いる高校が)109対0で負けて立ち上がるところと、南アフリカ戦で最後にガーッと攻め込むところがリンクしちゃったんですよ」と、ドラマの名シーンと日本代表の戦いぶりが重なったという。
「俺も実際の監督じゃなくて、俳優として監督やってたのに、気持ち入っちゃって一緒になって泣きました。あのときに(ドラマ主題歌の)『ヒーロー』が頭の中に流れたんですよね」と、30年を経ても熱血の“泣き虫先生”は健在。「だからおこがましいですけど、教え子であってほしいなと…。脈々と『スクール・ウォーズ』から続いたラグビー熱がまた再燃してるなって実感します」と喜びを表した。
五郎丸と、実際にはまだ対面していないという山下。「カミさんがね、髪の毛カットに行くって言ったら『五郎丸カットしてこい』って4回も言われて…。俺は顔が長いから、五郎丸カットしたら相当長くなるよって答えたんだけど」と笑わせ、「やっぱり会いたいですよ」とラブコール。さらに「五郎丸さんはカッコ良すぎるよね。クールなんで、そのクールさをずっとキープしてほしい。武士道が前身にみなぎってて、世界に誇れる日本男児って感じで、うれしいです。ラガーマンここにあり、っていうか」と絶賛が止まらなかった。