タレントの梅宮アンナが１０日、フジテレビ系「ノンストップ！」（月-金曜、前９時５０分）の取材に応え、恋愛スキャンダルにまみれていた５年ほど前、一時は芸能界引退を考えたことを明かした。

　アンナは５年前から、月一度のペースでマラソンと登山両方の要素を持つトレイルランニングに挑戦し続けている。険しい山道をひたすら走るハードなスポーツで、運動が苦手だったアンナの挑戦に、周囲は驚いた。

　５年ほど前、アンナは恋愛スキャンダルが重なり、仕事も減っていった。「恋愛もダメになったり、とにかく心がボロボロだったの」と落ち込んだ。

　「どうやってこのまま芸能人としてきちっと仕事していくか、すぐに答えは出なくて、やりたいこともなくて、もう芸能界やめちゃおうかなと思って」と、芸能界引退も考えた。

　そんな時に出会ったのが、トレイルランニング。「自分の悩みを吹っ飛ばしてくれるものだったんだよね」と、この過酷なレースに挑んでいる間は無心でいられるという。

　決していい順位で走るわけではないが、「完走できなかった時の方が学ぶことは多い。できないことにチャレンジすることが楽しい」と、このレースがアンナを救ってくれたようだ。