ミスチルの歌詞盗作疑惑でCD回収
1972年に「バス・ストップ」がヒットした歌手・平浩二(66)が今年5月に発売した楽曲「ぬくもり」の歌詞が、ロックバンドMr.Childrenが「抱きしめたい」と酷似しているとして盗作疑惑が浮上し、発売する徳間ジャパンコミュニケーションズが同CDの回収と出荷停止を決めたことが11日、分かった。
「ぬくもり」では「出会った日と同じように」から始まる一番の歌詞は、「抱きしめたい」とほぼ同じ。“原曲”の「霧雨けむる静かな夜」が「霧雨の降るかがやく夜」になっている以外は“完全コピー”といえるほどに似てしまっている。
「ぬくもり」はシングル「愛・佐世保」のカップリングとして収録されており、作詞家で歌手の沢久美が作詞を担当している。「抱きしめたい」は1992年にミスチルがシングル発売。桜井和寿が作詞し、ファンからの人気が高い代表曲の1つだ。
平の関係者によれば、10日に徳間の制作ディレクター宛てに匿名でメールが届いて事態が発覚したという。11日午後に、沢も出席しミーティングを開いた。その席で沢は「ご迷惑をお掛けしています」と謝罪しつつ「私は60を超えていて、ミスチルもよく知らないし、『抱きしめたい』は全く知らない。だから盗作はしていない」と疑惑を否定。しかし、徳間側は「まるっきり一緒なので、言い訳の仕様がない」として、その場で回収と出荷停止する意向を伝えたという。
一方、平は10日夜のライブ終了後に、回収の可能性があることを関係者から聞き、大ショックを受け「椅子にガクッと崩れ落ちた」という。「愛・佐世保」は佐世保出身の平本人が初めて作詞を手がけたシングルで、思い入れもあり、関係者も「佐世保にも何度もキャンペーンに行って、市長から観光大使も頼まれていた。なのにカップリング曲のせいで回収になるとは」と落胆を隠せない様子だった。
現在は徳間とミスチルが所属するトイズファクトリーとの間で話し合いを行っており、その後に、平自身が会見や文書でのコメントなどに応じる予定はあるという。徳間側は「現在調査中」としている。
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