ダウンタウンの松本人志（５２）が１３日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ「ワイドナショー」（日曜、前１０・００）で、９日に心不全で亡くなった作家・野坂昭如さん（享年８５）との生前エピソードを吐露。「本当にパワフルな人だった」と悼んだ。

　野坂さんは映画監督の故大島渚氏と祝宴の舞台上で殴り合ったシーンが印象的だが、松本は「その数年後に僕らの番組に出てもらった。『どっきり』みたいなやつで（企画を知らない）野坂さんの膝をたたいたら５点、肩なら１０点。気づいたら、浜田（雅功）と野坂さんが殴り合っていた。その時、僕は１５点だったが、浜田は２００点だった」と明かした。

　番組ではレギュラーの芸能リポーター・井上公造氏が、野坂さんがリポーター業にも参画していた時期があったことを回想し、野坂さんが井上氏に対して、「（取材対象への）突撃の仕方はこうやってやるんだ」とアドバイスしていたことも明かした。