「護憲派」太田 憲法9条に持論2分半
「護憲派」を自任する爆笑問題の太田光(50)が13日放送のTBS系「サンデージャポン」(日曜、前10・00)で、憲法9条について2分28秒にわたり、沖縄の米軍基地問題について「政府と沖縄ではなく、日本中を巻き込んで話し合うべき」などと熱く持論を展開した。
沖縄の米軍普天間飛行場跡地にディズニーリゾートを誘致する構想について政府が支援を約束したとの報道を受けて、「僕は護憲派なんですけど」という太田が2分半にわたり、真剣なまなざしで熱弁をふるった。
「今度、選挙で安倍さんは憲法改憲を争点にするっていうなら、もし9条を変えて、日本の自衛隊が国防軍になるのか知らないですけど、軍隊になるとして、その先にアメリカの基地が出て行ってくれるなら、唯一、僕は改憲に賛成」と、米軍が沖縄から撤退することが決まった場合に限り、改憲を支持する考えを示した。
また、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り県と国が争っていることについても提言。ディズニー誘致には普天間の県内移設に反対する沖縄世論の軟化を促す狙いがあるとの見方もあり、太田は辺野古移設は「反対」の姿勢を明かした上で、「県と政府だけがやる問題じゃない。沖縄は本土の人間に(米軍基地を)突きつける、それくらいのことを言っていいんじゃないかと思います。日本中を巻き込んで話し合わなきゃいけないレベル」と強調した。