藤村俊二「ぶらり-」降板 現在も入院中
体調不良で芸能界引退が報じられた俳優・藤村俊二(81)がナレーションを務めていた日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」を降板することが16日、同局から発表された。藤村側から降板の申し出があったという。後任は俳優・小日向文世(61)で、年明け初回放送となる1月9日の放送から登場する。藤村の所属事務所代表で長男の藤村亜実氏はデイリースポーツの取材に対し、藤村が10月末から入退院を繰り返し、現在も入院中であることを明かした。
亜実氏によると、藤村は10月末に「体がうまく動かない。思うように仕事ができない」と体調不良を訴えた。10月末から入退院を繰り返し、現在も入院中という。病名は「具体的なものはなく体調不良。何かあればお伝えします」とした。
亜実氏はこの日、日テレを通じて「体調不良」を理由に降板することを発表。「10月末よりお休みさせていただき、ファンの方々や、番組、スタッフの皆様にご心配やご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫びいたします」と謝罪のコメントを寄せた。
8日発売の女性週刊誌では、藤村の妻が「芸能界引退?そういうことになります」とコメントしたと報じられたが、亜実氏は「父本人はそのような言葉(引退)を口にしておりません。父は、『ゆっくり考え、またいつか皆さまとお目に掛かることができれば』と申しております」と藤村自身は「引退」の2文字を口にしていないことを明かした。
芸能界復帰は体調次第。「人さまにみっともない姿を見せたいと思わない人ですので、先ずは本人の体調を見守りつつ、意志を尊重していきたい」と説明した。