ＳＫＥ４８と上海を拠点にするＳＮＨ４８を兼任している宮澤佐江（２５）が１６日、フジテレビ系「２０１５ＦＮＳ歌謡祭　ＴＨＥ　ＬＩＶＥ」に生出演。グループからの卒業を電撃発表した。卒業時期は未定。

　宮澤はテレビカメラに向かい、「このような素敵な場で本当にすみません」と断ってから、「ここで言わせてください。私、宮澤佐江はＳＫＥ４８、ＳＮＨ４８を卒業します。残りの活動も元気いっぱい頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」と笑顔で宣言した。

　宮澤はＡＫＢ４８の２期生。１２年８月にＳＮＨへの移籍が発表された。１３年１月のお披露目公演には芸能ビザがおりなかったとして参加出来ず、１３年４月にＡＫＢ兼任が発表され、同年６月に兼任解除。１４年２月にＳＫＥ兼任が発表されるなど、この４年余りは激動の連続だった。

　歌唱後、マイクを握った宮澤は「いつとは決まってないんですけども、卒業を決意しました。今はＳＫＥ４８とＳＮＨ４８を兼任させていただいているのですけども、もともとはＡＫＢ４８は２期生としてずっと活動していて。約１０年、ＡＫＢグループとして活動している中で、最近よく、このグループを一歩外に出てる自分を考えるようになって。それを考えてる姿が楽しいなあ、ワクワクする気持ちになってきたので、そろそろ自分も自分で足を踏み出す時期が来たのかな、と」と明るい笑顔を浮かべ、卒業を決断した心境を吐露した。

　元グループ総監督のＡＫＢ高橋みなみは「直前に聞きまして」と明かした。

　ＦＮＳの公式サイトやツイッター、番組の冒頭でも「ＡＫＢが重大発表」と大々的に告知されており、それが、宮澤の卒業発表だった。