波乃久里子 羽生結弦を絶賛
女優の波乃久里子(70)が17日、東京・浅草寺で始まった年末の恒例行事「浅草寺歳の市 羽子板市」を訪れ、主演舞台「初春新派公演 糸桜/新年踊り初め」(来年1月2-25日、三越劇場)をPR。今シーズン絶好調のフィギュアスケート・羽生結弦(21)を絶賛した。
羽子板市といえば、その年の“顔”となった人物をモデルにした「変わり羽子板」が登場することで知られる。自身の顔が描かれた羽子板を手にした波乃は「今だったら、(フィギュア)スケートが入るんでしょうね。羽生さんとか…」と話した。
スケート観戦は好きだという波乃。羽生については「あの方は、お狂言も習ってらっしゃるのよね。表現力がやっぱりちょっと違うもの。衣装もすごく目を引くし」と、同じく表現のプロとして高く評価した。
この日は共演する俳優・市川月乃助(46)、女優・大和悠河(38)とともに登場。舞台については「3人の嫁姑の関係で、ドロドロしてなくて爽やかで、だんだん絆が深くなっていく、心温まる芝居です」とPR。市川は、歌舞伎界から今作をもって劇団新派に転身、大和は初の新派舞台と経験は多くないが、波乃は、「修行は舞台の上でしてらっしゃる2人だから」と不安は感じていない様子だった。