モー娘。譜久村聖、センター奪取宣言
アイドルグループ・モーニング娘。’15のリーダー・譜久村聖(19)が18日、都内の書店で、5日発売の3rd写真集「かがやき」の発売記念握手会を開催。年内いっぱいでグループを卒業する鞘師里保(17)への思いを語るとともに、来年のセンターポジション奪取を宣言した。
現在、センターを務める鞘師が31日に卒業し、1月1日からはモーニング娘。’16として、新センターを迎えての活動が始まる。譜久村は「真ん中が卒業することによって、メンバー内でもきっとバチバチすると思うんです」と、新たな“女の戦い”を予言。その上で「私はリーダーで、グループを守っていく存在でなければいけないと思うんですけど、負けじとセンターを狙っていきたいと思います」と力強く宣言した。
卒業する鞘師は、譜久村と同じ9期生。8日に日本武道館で行ったツアー最終日が、モーニング娘。’15の単独としては最後のコンサートだった。譜久村は「ついに来てしまったな…という感じ」と振り返り、「先輩を見送るのと、同期を見送るのは違う感覚があって、すこし寂しい気持ちもあったんですけど、笑顔でできたと思います」と話した。
卒業までは2週間を切ったが、「まったく実感がわかなくて…。今日も一緒に最後のラジオ収録をしてきたんですけど、まったくしんみりしなかったんですよ」という。今月31日に行われる、鞘師にとって最後のライブに向け「私ができる限りのことを出し尽くせたらいいなと思います」と意気込んだ。
今作は金沢と伊豆で撮影し、「和のテイスト」でまとめられているという。自己採点は「70点。金沢の風景が押し寄せる感じがして、ちょっと悔しかった」と微妙。ファンからは「団地妻」と称される色気の持ち主だが、「私は、お色気系で戦っていこうとはあんまり思っていないので…。でもセクシーだって言ってもらえるのは、自分の個性だと思います」と話した。
また、来年の抱負として「個人の仕事を増やしていきたい」と気合十分。「すごく恥ずかしいことなんですけど、リーダーとしてインタビューを受けることはたくさんあるんですけど、レギュラーを1つも持ってないので、2016年はレギュラーを持つことを目標にしたい」と誓った。卒業を視野に入れての考えかとの問いには「心配しないで下さい。その予定はありません」と笑顔で否定した。