“ささやき女将”の今 次男が激白
2007年に世間の耳目を集めた“ささやき会見”の真相が明らかになる。老舗料亭が起こした不祥事の謝罪会見で、女将が見せたささやく姿は、皮肉にも「ささやき女将」とやゆされ、流行語大賞にもノミネートされた。「船場吉兆」の湯木佐知子女将はいまどうしているのか?なぜ前代未聞の“ささやき会見”が起こってしまったのか?。事件発覚から8年。次男が舞台裏を25日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」(金曜・後7・00)で激白した。
船場吉兆は、大阪市中央区南船場にあった老舗高級料亭。2007年に産地偽装や、食品使い回し、賞味期限切れの問題が発覚し、その年の12月に謝罪会見を行うことになった。会見では経営に携わっていた女将の長男が報道陣に対応。女将は横に座っていたが、長男が質問に返答ができなくなると、下を向きながら小さな声で「頭が真っ白になっていた」などと返答内容を指示したことから、“ささやき女将”とやゆされた。
結局、偽装表示などで信用を失った船場吉兆は、08年5月に8億円の負債を抱えて廃業。女将自身も08年10月自己破産に追い込まれ、自宅も差し押さえられた。現在、当時の場所はコインパーキングと形を変えていた。
当時の船場吉兆店長で次男の尚二さんが、北新地で日本料理店を経営していることが分かり、事件以降初めて、カメラの前で真相を語り始めた。
あの時一体、何があったのか、ささやき女将は何をしているのか、8年の時を経て、いま明らかにされる。