上沼恵美子、紅白初司会いびられた過去
タレントの上沼恵美子(60)が25日放送のNHK「あさイチ」に出演、1994年に紅白歌合戦の初司会を務めた際に、数名の出場者からいじめられた恨みを改めて告白した。司会の井ノ原快彦から名前を聞かれたもののグッとこらえ「大阪のラジオやったら言ってたわ」と無念の表情を浮かべた。
上沼は1994年当時、NHKの「バラエティー生活笑百科」で全国区の人気を博し、紅白歌合戦の紅組司会に抜擢されたが「そりゃあ、いびられた、いびられた。東京は完全アウェイだったので、皆さんが私を敵にしてくださった」と告白。司会者と出場者の面接でも「横を向いて目を会わせてくれない方が4、5人はいた」とし、「その人たちはいまだに大っキライです」と言い放った。
上沼は当時39歳。決して若手ではなかったが「大阪でしか仕事してない人間が大役を仰せつかったのだから、腹立つ気持ちもわかります。そりゃ森光子さんに司会してもらった方がいいでしょう。その気持ちはわかりますよ。でもしゃーないやないですか。本当にいびられました」と、恨み節は止まらない。
井ノ原快彦が「その人たちって誰ですか?」と興味津々で突っ込んだが、上沼は突然「うわあ!」と叫んで言いたい気持ちを発散。「大阪のラジオやったら言ってるわ」とのど元まで出かかっていた名前をグッと飲み込み、話せないことを残念がった。
それでも有働由美子アナウンサーから「司会はやってよかったですか?」と聞かれると「それはもう、当たり前です。私の誇りです」とキッパリと言い切り、胸を張っていた。