教育評論家で尾木ママこと尾木直樹氏が２７日、女子高生の制服を盗んだとして窃盗容疑などで逮捕されたキングオブコメディの高橋健一容疑者（４４）の事件を受け、性犯罪者の「更正プログラム適用すべき」と訴えた。

　この日、「性犯罪者の依存性解決は困難ですが更正プログラム適用すべきです」のタイトルでブログを投稿。高橋容疑者が２０年ほど前から同様の盗みを繰り返していたと供述していた点に触れ、「２０年も前から繰り返していたのは恐らく自分ではコントロール出来ない衝動性　強かったのだと思います…」と分析した。

　このようなケースの場合、「多くは周囲の誰かが変だな　行き過ぎ！？って感じたことあるはずです…　あるいは逮捕には至らなくても　トラブったことあるはずです…」と、周囲は異変に気付いていたか、過去にトラブルになっていた可能性を指摘。「問題は早期の対応」と早期の更正プログラムの適用を訴えた。

　その際、重要なこととして、（１）被害を受けた女子高生たちの恐怖感やトラウマの深刻さを加害者にしっかり伝えること　（２）心理学的行動療法によって加害者の自制心を鍛えるサポートすること－を挙げていた。