又吉、オードリー若林の著書を激賛
小説「火花」で芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が28日、同じお笑い芸人のオードリー・若林正恭が書いたエッセイ「社会人大学人見知り学部卒業」をツイッターで激賛した。
受賞以来、お笑い界で「先生」と呼ばれることの多い又吉が、芸人の書いた本では初めて、若林の「社会人大学人見知り学部卒業」を褒めた。
「社会人大学人見知り学部卒業」は雑誌ダ・ヴィンチで連載していたものを一冊にまとめ、2013年5月に出版したもので、人見知りで世の中を斜めに見ていた芸人が一夜にしてスターになり、カルチャーショックを受ける、若林自身の体験をつづったエッセイ。
又吉は今回、文庫本になったこのエッセイの「完全版」を読んで「刺さりまくった」と最上級の言葉を贈った。
「一つのことを考え抜いた論理的思考が凄まじい。これは誰にも真似できない。泣ける。でも、若林さんの、凄いとこは、それさえも感情で、情熱で、熱量で超越するところ」と賛辞は止まるところを知らず、最後には「だから、好き。ありがとうございます」と、若林へのラブレターのようにつづった。
又吉の相方、綾部祐二も自身の熟女遍歴をネタに「熟女論」を書いているが、特に又吉が評価したことはない。