演歌界 森進一の紅白ラストを惜しむ
「第66回NHK紅白歌合戦リハーサル」(29日、NHKホール)
今回を最後に紅白歌合戦からの卒業を表明した森進一(68)について、演歌界を中心に各歌手が森のラスト紅白を惜しんだ。
天童よしみは「ひと言、寂しいです。紅白の場でお会いできるのがうれしかった」と残念そうにしていた。過去に、紅白へ向けて森が発生練習をしているのを聞いたことがあるといい、「歌う声と発生の声が同じ。あのまんま。あれが味だった」と独特な森の歌い方をまねながら振り返った
伍代夏子は「ご自分で区切りをというのも一抹の寂しがある。演歌が頑張らないといけない」と引き継ぐ側としての責任を痛感。氷川きよしも「すごいのひと言だと思う。浮き沈みの激しい世界で。尊敬しています。僕も長くこの世界でやっていきたいので」と48回目の出場という森の偉業をたたえていた。
この日、「自分は出るなと言われるまで出ます」と出場続行宣言をした細川たかしは「森先輩は卒業といっても、歌番組には出るわけだから」と明るく語った。