昨年大みそかに放送された「第６６回ＮＨＫ紅白歌合戦」（ＮＨＫ総合）の瞬間最高視聴率が、関東地区で４５・１％だったことが４日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。

　同日午後１１時４０分、最終結果の投票中のシーンだった。

　出場歌手の歌唱シーンで最高は、白組のＥＸＩＬＥが歌い始めた同９時５４分の４３・４％だった。

　直前は紅組の人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８のメドレー。前田敦子（２４）、大島優子（２７）のＯＧ２人がサプライズ出演した同９時５０分から４０％台に突入した。人気グループが連続で登場したシーンに人気が集まったといえる。

　平均視聴率は第１部（前半）が３４・８％、第２部（後半）が３９・２％。２部の数字は、２００４年の３９・３％を下回る歴代最低となった。