俳優・三浦友和（６３）と元歌手・山口百恵さん（５６）の次男で俳優の三浦貴大（３０）が６日、大阪市内で主演映画「マンガ肉と僕」（２月１３日公開）のトークショーに登場。仕事面では両親に「何も相談しない」と“脱・友和＆百恵”宣言した。

　両親は芸能界の大先輩でもある貴大だが、仕事については頼らないという。出演作の役作りも「父は（相談しても）教えてくれないと思います。向こうも『自分でやれよ』みたいな感じだと思う」と友和の父親像を紹介。実際に相談したとしても「何だか恥ずかしいですしね」と照れくさそうだった。

　ただ以前、父から自身の演技の感想を聞かされたことも。「すごいざっくりと。『う～ん、まぁ良かったかな』と」と素っ気ない反応だったという。一方、母の百恵さんは１９８０年に芸能界を引退。貴大が生まれてから「仕事をしていた印象がないんですよね」とイメージが沸かない様子だった。

　なお、同映画は気弱な青年と３人の女性との恋愛を描いた作品。三浦は、気が弱く引っ込み思案の青年ワタベ役を演じており「ワタベ君が成長していくんですけど、いい方向の成長ではない。こうなっちゃいけないというものを感じて」とＰＲした。

　一方、イベントに同席した共演の杉野希妃（３１）は同作品で自らメガホンも取っており、「笑えてしんみりする、ちょっとクラシカルな雰囲気で、ポップな楽しめる作品」と来場を呼びかけた。