大竹しのぶ 勘三郎さんの珍エピソード

「ピアフ」の製作発表に出席した(左から)川久保拓司、彩輝なお、大竹しのぶ、梅沢昌代、伊礼彼方
「ピアフ」の製作発表に出席した(左から)川久保拓司、彩輝なお、大竹しのぶ、梅沢昌代、伊礼彼方
「ピアフ」の製作発表に出席した大竹しのぶ
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 女優・大竹しのぶ(58)が7日、都内で行われた舞台「ピアフ」(2月7日初日、東京・シアタークリエほか)の製作発表に出席した。大竹がフランスで愛された歌手エディット・ピアフを演じるこの舞台は、ピアフの生誕100周年となる今年が3度目の上演となる。

 前回の製作発表は大竹と親交の深かった故中村勘三郎さんが死去した12年12月5日に行われたが、勘三郎さんの家族と一緒に最期を看取った直後の大竹は気丈に振る舞った。この日、改めて勘三郎さんへの思いを聞かれると、「舞台に立っているとき、彼だったらどう思うかということを常に意識している。それくらい舞台にかけるあの人のエネルギーはすごいものがあった。常に彼に恥ずかしくないように、というのはある」と故人を思い浮かべながらコメントした。

 また、大竹は勘三郎さんとの珍エピソードを披露した。大竹が20歳だったころ、勘三郎さんから「ピアフ」の自伝を借りたという。ところが、昨年末に新事実が判明した。「日本レコード大賞」授賞式で同席した女優・泉ピン子から「またピアフやるのね?」と言われ、「勘三郎さんがピアフの自伝を下さった」と返すと、泉から「私、のりちゃん(波野哲明=なみの・のりあき、勘三郎さんの本名)にピアフの本を貸してたの。どういうの?」と言われたという。大竹が「緑の厚いやつ」と説明すると、それは泉が勘三郎さんに貸したものだった。

 大竹は「勘三郎さんに借りてたと思ってたのが、実はピン子さんのやつだった。ピン子さんから借りたものを、“これいい本だから読みなさい”って。哲明さんらしい。図々しいというか…」と話し、笑顔を見せた。

 また、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との“不倫騒動”渦中のタレント・ベッキーと、TBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」(金曜、後9・00)で共演する大竹に対して質問が飛んだが、関係者がすぐ制止した。

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