桂枝雀の長男が高座デビュー

 「落語会の爆笑王」と称され1999年に亡くなった落語家・桂枝雀の長男・桂りょうば(43)が7日、大阪市内で高座デビューを果たした。

 東京でのバンド活動、アマチュア落語家などを経て、昨年8月16日に桂ざこばに入門。5カ月間けいこを積み、この日は前座で「東の旅」を披露した。高座では緊張した表情を浮かべたが、何度も笑いを取り、終了後は「無事終わってホッとしております」と表情を緩めた。

 名門の2世デビューに注目が集まり、観客は満員の95人。さらに約40人は入場できなかったという盛況ぶりだった。

 師匠のざこばは「ハリセンを持つ手の小指の角度など、兄さん(枝雀)そっくり。期待大や。せっかくうちに来たんやから、(大物に)なってもらわなあかん。特別扱いはできないが、多分してしまうな」と兄弟子の息子のデビューに期待を寄せた。

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