渡辺えり デヴィッド・ボウイさん追悼
女優の渡辺えり(61)が12日、都内で主演舞台・三越劇場二月公演「おばこ」(2月4~22日)の意気込みを語り、同時に10日に69歳でがんで亡くなった英国のロック歌手、デヴィッド・ボウイさんを追悼した。
渡辺はボウイさんに対して「あこがれでした。残念です」と追悼の言葉を送り、日本のロックに与えた大きな影響を振り返った。渡辺自身が歌手・沢田研二(67)のファンだということもあり「ジュリーとかがあこがれいて…男女の性差のないユニセックスの先駆けでした。突出した信念を持ってやっていた。その影響でジュリーや忌野清志郎(故人)がメークをしたんです」とボウイさんをしのんだ。
さらに渡辺は「ライブは見たことはありませんが、テープを見てました。メークもマネしてました」と続け、ボウイさんから受けた影響の大きさも強調した。
二月公演は芝居の「おばこ」と渡辺のおしゃべりと歌でつづる「渡辺えり愛唱歌」の二部構成。4~5曲を歌唱予定だが「ナツメロがいいのか、きゃり~ぱみゅぱみゅみたいのがいいのか、ちあきなおみの『喝采』がいいのか、いろいろ考えてます。ジュリーの曲もバンドの人と相談します」と意気込んでいた。