SMAP“購買運動”で?ベスト10に
日本中を揺るがす騒動となったSMAPの解散報道を受け、ファンが解散阻止のため、単文投稿サイト「ツイッター」上で“購買運動”を展開している「世界で一つだけの花」が、15日に発表されたオリコンの14日付シングルデイリーランキングで9位にランクインした。
「世界に一つだけの花」は、前日はトップ200位の圏内にも入っていなかったが、14日にツイッター上で、解散阻止を熱望するファンによる“購買運動”が発生。その影響からか、1日で約300枚を売り上げ、一気にトップ10圏内にまで急上昇した。
購買運動は、同曲をネットショッピング等で購入したことを報告し、投稿に「♯世界に一つだけの花購買運動」というハッシュタグをつけて拡散する形で広がっているもの。“草の根運動”に出たファンは、ツイッター上で「トリプルミリオン(300万枚)達成しよう!」「みんなでSMAPを救いたい!」などとつぶやきながら拡散し、深い団結を示している。
「世界に一つだけの花」は03年3月発売で、累計売り上げは約260万枚とSMAP最大のヒット曲。週間チャートで最後にトップ10入りしたのは04年2月9日付(10位)、トップ100入りも05年2月7日付(96位)が最後だったが、ファンの思いは10年以上の月日もものともしなかった。
また、14日付ランキングでは、昨年9月発売の最新曲「Otherside」も、前日の32位から4位に上昇した。