タレントの坂上忍が「バイキング」（フジテレビ系、月曜から金曜午前１１時５５分）でベッキー（３１）不倫騒動の渦中にあるゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音（２７）を「芸能人としてど素人だよ」と断罪した。

　年始からの「びっくりしたニュース」についてのコーナーで、ベッキーと川谷の不倫騒動が取り上げられた。共演する雨上がり決死隊・宮迫博之が「ご本人たちは認めていないので」とまだ事実が確認されていないと注釈を入れた。さらに、「ベッキー擁護派がすごい否定されたりするんですけど、そら擁護するやろっていう話。仲間内ですから。真実はどうか知らないですけど、いい子っていうのは大前提で分かっているので」と持論を述べた。その後、複数の出演者が意見を述べた後で、坂上が意見を語った。

　「僕はちょっと宮迫くんと真逆になる。事実がどうのこうので言うのは本来は大事なことなんだけど、それを今言っちゃたら話にも何にもならなくなっちゃうから」と不倫が事実であると仮定した上で、「身内が擁護するのはいかがなものかと思う。ここにいる人はみんな共演しているから、彼女がどれだけいい子かなんて分かってる。身内だからこそ安易に軽々に早計に擁護すべきではない」と言い切った。

　不倫騒動に厳しい態度をとる理由は「奥さんがいるから」だとした。「誰の立場を一番尊重するんだと言ったら身内じゃないよ。不倫ってなったら被害者ってなったら奥さんになるから。その人の気持ちを考えて、僕は、安易には擁護はできない」とベッキーを擁護できない理由を語った。

　さらに、ベッキー以上に川谷の行為を問題視。「かみさんがいて、しかも元日に違う女を実家に連れて行く？それに関してはベッキーさん認めてるから」と事実である「元日に実家訪問」の部分を重視し、「男側からしたら連れて行っているわけだ。同性からしたら男の子としてあるまじきだし、もっときつい言い方したら芸能人としてど素人だよ」と切り捨てた。

　「（ベッキーと川谷の）２人を並べた時にどっちにリスクがあるって言ったらどう考えたって女の子の方だよ。あんだけＣＭやってるんだよ」と芸能界に生きる者としての配慮不足を指摘した坂上。実はゲスの極み乙女。を好きだったことも明かし、「“ゲス極”ってあまり邦楽に興味ないのに唯一好きだったから。余計に腹立っちゃって」と怒りが収まらない様子だった。