キムタク「信じてついてきて」ラジオで
解散危機にあるSMAPの木村拓哉(43)がレギュラーを務めるTOKYO FM「木村拓哉のWHAT’S UP SMAP!」(金曜、後11・00)が15日、放送された。木村は番組冒頭「きょうはまず最初に、今週、いろんなニュース・報道が出まして、本当に皆さんのことをお騒がせしていますが、いつかちゃんと自分の言葉で話せる時が来たら、ちゃんとこのWHAT’S(ワッツ)でお話したいと思います」と騒動に言及した。独立騒動後、メンバーが公で発言するのは初めて。
そして「ここのワッツのキャプテンとして聞いて下さっている皆さんは乗組員として、乗組員はキャプテンを信じてついてきてください」と力強くファンに呼び掛けた。
木村は「いろいろと不安を感じる時期だとは思いますが…」とファンの気持ちに寄り添ったような言い回しで、翌週に控えた大学受験に不安を感じるリスナーからの相談を紹介。最後に「不安なのはみんな一緒だ、ボケ!」とエコーをかけて思いっ切り絶叫。「不安を楽しみに変えろ!」と力強く叫んだ。自らにもファンにも言い聞かせるようにも聞こえた“呼び掛け”だった。
番組では「我々SMAPの」と口にして、94年発売の初期の代表曲「オリジナルスマイル」をオンエアした。
この日の番組の収録は解散危機が報じられた翌日の14日、行われた。収録についてはかん口令が敷かれていた。木村は収録後、映画「無限の住人」の撮影のため、厳戒態勢で京都入りしている。
【独立&解散騒動】
SMAP育ての親である女性チーフマネジャーI氏が退社を決めたのを受け、木村を除く4人が同調。昨年末までにジャニーズ残留を決意した木村と、独立の意思を固めた中居正広ら4人が「1対4」の分裂状態となっている。