アイドルグループ・ＮＭＢ４８のドキュメンタリー映画「道頓堀よ、泣かせてくれ！　ＤＯＣＵＭＥＮＴＡＲＹ　ｏｆ　ＮＭＢ４８」（２９日公開）の完成披露試写会が１５日、都内で行われた。

　山本彩（２２）らメンバー７人が舞台挨拶を実施中、同じく２９日にドキュメンタリー映画「尾崎支配人が泣いた夜」が公開されるＨＫＴ４８の指原莉乃（２３）が「ちょっと待った！」と叫びながら、宮脇咲良（１７）、兒玉遥（１９）ら６人を引き連れ、舞台上に“乱入”した。

　会場がどよめく中、同作の監督も務めた指原は、「私たちの舞台あいさつもこの後あるんですけど、ＮＭＢがやってるって聞いて、相乗効果でお互い良くなればいいなと思って、遊びに来ちゃいました」とアピールした。

　あ然とする山本に「ビックリした？」と話しかけると、山本は「ビックリしましたよ…」と真顔。「さっきＬＩＮＥして下さったんですけど、全然そんな感じなかったんで…」と驚きを隠せない様子で話すと、指原は「（自分は）結構そういうところあるからね」と、サプライズに成功してドヤ顔を見せた。

　ＨＫＴの支配人に加え、映画監督にもなった指原に、山本は「カッコ良すぎません？」と尊敬のまなざし。これに指原は「やってみて。結構『どういうこと？』って思うから」と笑った。さらにＮＭＢ４８の渋谷凪咲（１９）が「いつか大統領とかになりそう…」と大ボケ発言で乗っかると、「国が変わっちゃうから…」と戸惑い気味に答えていた。

　また、ＮＭＢ４８の太田夢莉（１６）は、悩んで泣いている時に山本に励まされたことに触れ、「この方は歌、ダンス、パフォーマンス、表現力、全部においてパーフェクトであり、後輩の面倒見も良くて…、どうして総選挙なんで６位なんだと」と山本を絶賛。「もっと上位に入るべき人物なのではないかと」と話すと、薮下柊（１７）も「１位になって下さい！」と追随。他のメンバーも「私も投票するから！」と団結を見せた。会場からの拍手を浴びた山本は「何なん、この空気…。言わせてるんのかなと思われるからさ」と照れ笑いしていた。