尾木ママ5日前の3人の笑顔思い出し涙

 長野県軽井沢町のスキーバス転落事故で亡くなった法政大キャリアデザイン学部の3人の教え子学生について、尾木ママで知られる教育評論家で法政大教授の尾木直樹氏が17日から18日にかけて、その在りし日の姿をブログにつづった。

 尾木ママのゼミ生10人が事故を起こしたバスに乗っていて無事だった学生を17日、尾木氏が集めたところ、たった2人だったという。

 「四年生10人のうち 命落としたり 重体・重症で入院治療中 自宅で安静、加療中の学生ばかり…結局 1日遅れの現地合流組の学生等 無事は、たったの二人…」

 改めてぼう然とした尾木氏は、その中でも亡くなった3人から思いが離れなかった。

 「卒業式にも入社式の晴れの舞台にも立てなくなった女子学生 あれほど子ども目線に立てて子どもの味方になれる教師に憧れていた二人の男子学生…子どもの幸せNo.1である教育先進国オランダにまで教育視察に出かけたゼミ生…」と、尾木氏の記憶は3人の面影を求めてさ迷った。

 昨年12月22日には忘年会、年が明けて1月13日には新年会を一緒に楽しんだ。

 忘年会での様子を尾木氏はブログで「みんな笑顔が素敵でしたね」と書いている。そして新年会では、69歳の誕生日をサプライズで祝ってくれた。

 「ろうそくの炎に揺らぐ笑顔や弾ける歓声…いつの間にか脳裏によみがえり 涙 溢れます…」と、つい5日前の若者たちの笑顔の思い出が、尾木氏をまた泣かせた。

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