東国原英夫、知事時代の問題告白
元衆院議員のタレント・東国原英夫が21日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して、宮崎県知事時代、更年期障害で深刻に悩んでいたことを打ち明けた。
東国原は2007年に宮崎県知事に就任。その頃から「夏場でも寒い。体温調節ができないんですよね。夏場でもダウンジャケットを着ていました」という状態に陥った。
秘書と同居していたが、冬には暖房を入れず、夏には冷房を入れなかったという。
そして病院で診察を受けた結果、更年期障害の一種であろうと診断された。
更年期障害は、一般的には女性が閉経する際にホルモンバランスを崩して発症するものだが、男性もストレスが原因で、同じ症状に陥ることがあるという。
県知事だったころ、東国原は「宮崎をよくしなければいけない。改革もしなければいけない。いろんな抵抗もある。すごいんですよ」と多くの問題、悩みを抱え「何日も寝られなかった時が苦しかった」。そのため睡眠導入剤や精神安定薬を服用していたが、「倦怠感、やる気がない、粘りけもない、根性もない。決断力がない」と、症状は治まらなかった。
唯一のストレス発散方法は趣味のマラソンだったが、「セキュリティーの問題があってなかなか1人で走らせてくれない。だから深夜1人で、人のいない場所をこそこそっと走っていました」と、今では笑い話のような姿も見せていたという。
そして知事を辞めてから、症状はやっと快方に向かったという。