フジテレビの加藤綾子アナウンサー（３０）が２２日、４月３０日で退社することが、同局から発表された。「めざましテレビ」に出演した加藤アナは「この番組をこのたび離れることになりました」と４月１日での番組卒業を報告。番組終了後に、同局が正式に退社を発表した。

　番組の最後で三宅正治キャスターが「加藤綾子キャスターが、４月１日を持って“めざましテレビ”を卒業することになりました」と報告。それを受け、加藤アナが「入社した２００８年から担当させていただき、２０１１年１０月からは毎日出演させていただいたこの番組を、このたび離れることになりました」とあいさつ。「あと２カ月ちょっと、４月１日まではこれまで通り頑張ります。寂しい気持ちがありますが、よろしくお願いします」と笑顔で頭を下げた。そして三宅キャスターから「寂しくなりますが頑張っていきましょう」と振られると「はい、頑張っていきます！」と小さくガッツポーズを見せた。

　番組終了後に、フジテレビが正式に四月末日での退社を発表した。各社に送られたリリースには、「毎日笑顔が溢れ、家族のような『目覚ましファミリー』から卒業することはとても残念ですが、今が一番納得いく時期だと感じております」と、加藤アナのコメントが記されていた。

　「めざましテレビ」に続く「とくダネ！！」で、小倉智昭キャスター（６８）がこの話題を取り上げると、笠井信輔アナウンサー（５２）が「８時にフジテレビも正式に（退社を）リリースしました」と退社を発表した。

　笠井アナには、この日の午前３時３０分に本人から伝えられた。「ご報告があるんですが…、と。結婚かと思ったら、そっち（退社）かと。７年半も早起きしてきたから、これからどうしようと笑ってました」と明かした。アナウンサー室で席が隣同志だという２人。それだけに、小倉キャスターの「アナウンサー同士で（退社や独立の）話はしないの？先輩、信頼されてませんね」という言葉に、苦笑いしていた。