関西テレビの福井澄郎社長が２２日、大阪市内で新春会見を開き、フジテレビと共同制作する番組「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」（月曜、午後１０・００）に関して、ＳＭＡＰが存続する限りは、番組を継続する意向を示した。

　福井社長は、自身が編成部長時代の２０年前に同番組がスタートしたことを振り返り「個人的に非常に思い入れの強い番組。２０年一緒にスマスマをやって、私のバラエティー観も成長したという感覚があります」と語った。

　今回の解散騒動でクローズアップされた、ＳＭＡＰの育ての親とされる女性マネジャーについて聞かれると「彼女とはずいぶん一緒にやってきた仲で、大変才能にあふれた方です」と評し、今回の騒動には「いろんな事情があって、こういう事態になったのでしょうが、今はお疲れ様でしたと言うのが一番かな」と話した。

　最近、女性マネジャーと連絡をとったのかと問われると「いろんな憶測が飛んでいるので、事実関係がどうであったかなども含め、今は控えさせていただきたい」とした。

　今回、ＳＭＡＰが解散危機を乗り越えたことに福井社長は「ＳＭＡＰが存続し、すばらしい番組を続けられることは、大変うれしい」と感想を述べた。

　一部に今年１０月以降の「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」継続が流動的との見方があることを問われると「当然、続きます」と否定。ＳＭＡＰが存続する限り、番組も継続するのかとの質問にも「僕はそう思っている」とした。