野々村被告、前回のドタキャンを謝罪

 政務活動費をだまし取ったとして詐欺罪などに問われるも、昨年11月の初公判をドタキャンした“号泣県議”こと元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)の“やり直し初公判”が26日午前10時から、神戸地裁の第1010号法廷で始まった。野々村被告は裁判長に発言を許されると、前回の欠席を謝罪。その後、起訴内容を否認した。

 検察官が起訴事実を読み上げた後、裁判長から発言を求められた野々村被告は「失礼して、起立して発言してもよろしいでしょうか」と願い、その上で前回欠席したことに関して「深く反省し、謝罪させていただきたい。本当に申し訳ありませんでした」と、前後左右の4方向に対して、深々と頭を下げた。

 ただ、検察官が読み上げた起訴内容については「虚偽の収支報告書を提出し、(政務活動費などの)返還を免れようとしたことは決してございません」と、用意していたメモを読み上げる形で丁寧な口調ながらもきっぱりと否認した。

 法廷は撮影禁止のため、この日、神戸地裁には早朝から約300人の報道陣が集まり、地裁を完全包囲。80枚の一般用傍聴券を求めて、1000人以上が長蛇の列を作った。

 注目の初公判は午後4時30分終了予定となっている。

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